
犬や猫と暮らしていると、ソファ選びで気になることが少し変わります。
「抜け毛の掃除は大変じゃないかな」「猫が爪を立てたらどうしよう」「足が汚れたまま乗ってしまったら……」。
見た目や座り心地はもちろん大切ですが、ペットがいるご家庭では、毎日の掃除やお手入れまで考えて選んだほうが、購入したあとのストレスを減らせます。
ソファの代表的な張地には、ファブリックと合皮があります。ただ、ペットがいるから必ずこちら、という正解があるわけではありません。
毛の掃除を楽にしたいのか、汚れを拭き取りやすくしたいのか、それとも肌触りやインテリア性を大切にしたいのか。暮らし方に合わせて考えてみましょう。
ペットと暮らすなら「傷に強い素材」だけで決めない

ペット用のソファを探していると、「傷に強い」という言葉に目が向きがちです。
もちろん耐久性は大切です。ただ、実際に毎日使い始めると、抜け毛を掃除する回数や、足についた汚れを落とす手間のほうが気になることもあります。
犬の場合は散歩から帰ったあとに足の汚れが付くことがありますし、猫の場合は爪を立てたり、ソファの上で毛づくろいをしたりします。
そこで、ペットと暮らすソファは次のような視点で見てみると選びやすくなります。
| 確認したいこと | 合皮 | ファブリック |
|---|---|---|
| 毛のお手入れ | 表面の毛を取りやすい | 織り方によっては毛が絡みやすい |
| 汚れ | 拭き取りやすいものが多い | 撥水機能があると対応しやすい |
| 爪 | 傷が付く可能性あり | 生地によっては爪が引っ掛かる |
| 肌触り | なめらかなタイプが多い | 布ならではの柔らかな感触 |
| 日常の掃除 | 表面を拭きやすい | 掃除機や粘着クリーナーを使いやすい |
どちらにもメリットと注意点があります。
「ペットがいるからこの素材」と決めるより、自分が一番避けたい手間は何かを考えると選択肢を絞りやすくなります。
毛や汚れのお手入れを楽にしたいなら合皮は選びやすい

抜け毛や日常の汚れをできるだけ簡単に掃除したい方には、合皮が候補になります。
表面が布のような繊維状ではないため、毛が奥へ入り込みにくく、表面についたものを取り除きやすいのが特徴です。飲み物や汚れが付いたときにも、すぐに対応しやすいでしょう。
東京インテリアの「Nビリー REVO高耐久PUレザー」は、張地全面に高耐久PUレザー「REVOレザー」を使用しています。傷が付きにくい仕様で、7年相当の耐久試験をクリアしており、日常のお手入れも乾拭きで行えます。
ただし、「傷が付きにくい」と「絶対に傷が付かない」は同じではありません。
特に猫が爪とぎをする場合や、犬がソファの上を勢いよく走ったり掘るような動きをしたりする場合は、どんな張地でも傷む可能性があります。
耐久性だけに頼らず、爪とぎを別に用意したり、よく乗る場所にカバーを掛けたりすると、ソファへの負担を減らしやすくなります。
毛の掃除や汚れの拭き取りをできるだけ簡単にしたい方には、高耐久タイプの合皮は検討しやすい選択肢です。
Nビリーには2人掛けと3人掛けがあり、どちらも奥行90cm、高さ90cm。2人掛けは幅167cm、3人掛けは幅197cmです。脚高は約12cmあります。
▶ Nビリー REVO高耐久PUレザーのサイズ・カラーを確認する
布の肌触りが好きなら、撥水機能のあるファブリックも候補になります
「ペットがいるから布張りはやめたほうがいいのでは」と考える方もいるかもしれません。
ファブリックは、布ならではの柔らかな質感があり、お部屋にも合わせやすい素材です。その一方で、織り目に毛が入り込んだり、液体をこぼしたときに汚れが残ったりすることがあります。
そんなご家庭では、撥水機能のあるファブリックを選ぶ方法があります。
「Nビリー 撥水FAB生地」は、飲み物などをこぼした場合に水分が染み込みにくく、拭き取りやすい撥水機能付きです。脚高も約12cmあり、ソファ下を掃除しやすい設計になっています。
ペットがいると、ソファの下に毛がたまりやすくなります。床との間に空間があり、日常的に掃除しやすいことは、素材と同じくらい大切なポイントです。
ただし、撥水は完全な防水とは違います。汚れや水分が付いた場合は、そのままにせず早めに拭き取るようにしましょう。
ファブリックの質感が好きだけれど、飲み物や日常の汚れも気になる。そんな方には、撥水機能付きのファブリックが取り入れやすいでしょう。
犬と暮らすなら、足の汚れと抜け毛を想像して選ぶ
犬と暮らしているご家庭では、散歩のあとの足や抜け毛を考えてみてください。
毎回きれいに足を拭いていても、雨の日や公園で遊んだ日などは、思いがけずソファに汚れが付くことがあります。抜け毛の多い犬種なら、日常的な掃除の回数も増えるでしょう。
こうした場合は、表面を拭きやすい合皮が便利です。
一方、ファブリックの座り心地や見た目が好みなら、撥水機能のあるものを選び、粘着クリーナーや掃除機でこまめに毛を取る方法もあります。
素材だけで決めるのではなく、
「毎日どの掃除なら続けられそうか」
まで考えておくと、購入後の負担をイメージしやすくなります。
猫と暮らすなら、「爪とぎをするか」を先に考える

猫の場合は、抜け毛に加えて爪の問題があります。
ソファをまったく爪とぎに使わない猫もいれば、気に入った場所を繰り返し引っかく猫もいます。これは素材だけでは解決しにくい部分です。
合皮であっても鋭い爪が当たれば傷が付く可能性がありますし、ファブリックでも生地の織り方によっては爪が引っ掛かることがあります。
猫と暮らしている場合は、ソファだけに対策を求めるのではなく、ソファの近くに爪とぎを置く、よく爪を立てる場所をカバーする、といった使い方も合わせて考えてみてください。
特に購入前には、できれば実際の張地に触れて、表面の凹凸や質感も確認しておくと安心です。
同じ合皮でも、ソファによってサイズや仕様は違います

合皮を選ぶと決めても、そこからもう一度「どのソファが自宅に合うか」を考える必要があります。
たとえばNビリー REVO高耐久PUレザーの2人掛けは幅167cm、奥行90cmです。
もう少し横幅を抑えたい場合には、「DENNIE」の2人掛け合皮タイプも候補になります。DENNIEは幅160cm、奥行86cm、高さ85cm。張地には合成皮革を使用しています。
| 商品 | 張地 | 幅 | 奥行 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| Nビリー REVO高耐久PUレザー 2人掛け | 高耐久PUレザー | 167cm | 90cm | 傷が付きにくいREVOレザー |
| Nビリー 撥水FAB 2人掛け | 撥水機能ファブリック | 167cm | 90cm | 撥水機能付き |
| DENNIE 2人掛け PU | 合成皮革 | 160cm | 86cm | 横幅を少し抑えやすい |
素材だけでなく、ソファを置いたあとに人やペットが通れるスペースが残るかも確認してください。
ペットがソファのまわりを走ることが多いご家庭なら、ぎりぎりまで家具を置くより、少し余裕を持たせたほうが暮らしやすくなります。
ペットと暮らすソファは、掃除のしやすさも見ておきたい

ソファそのもののお手入れだけでなく、その周囲を掃除しやすいかも確認しておきましょう。
ペットの毛は座面だけではなく、ソファの下にも入り込みます。毛がたまるたびに重いソファを動かすのは大変です。
Nビリーは脚高約12cmで、ソファ下まで空間が確保されています。撥水FABタイプでは、お掃除ロボットが入りやすい脚高として案内されています。
毎日使う家具だからこそ、こうした小さな違いが数年後には大きな使い勝手の差になります。
購入前には、実際の張地も見てみてください
素材の名前だけでは、質感まではなかなか分かりません。
同じ「合皮」でも表面の柔らかさやツヤは違いますし、同じ「ファブリック」でも織り目や手触りは商品によってかなり変わります。
ペットと暮らしている方なら、実物を見るときに表面を少し斜めから見てみるのもおすすめです。毛が付きやすそうか、爪が引っ掛かりそうな凹凸がないか、自宅で掃除する場面を想像しながら触れてみてください。
色選びも意外に重要です。
ペットの毛とソファの色に大きな差があると、少し毛が付いただけでも目立つことがあります。掃除のしやすさだけではなく、毛が目立ちにくい色を選ぶという考え方もあります。
実際の色や質感、座り心地まで確認したい方は、お近くの東京インテリア店舗で比べてみてください。
ペットと暮らすソファについてよくある質問
ペットがいるなら、ファブリックより合皮のほうがいいですか?
毛や汚れを拭き取りやすくしたい場合は、合皮が選びやすいでしょう。
ただし、ペットが爪を立てる場合は合皮にも傷が付く可能性があります。ファブリックでも撥水機能付きなど、お手入れをしやすくした商品がありますので、普段どんな汚れや傷が多いかで選んでください。
猫がいる家なら、傷に強いソファを選べば安心ですか?
耐久性の高い張地は傷への不安を減らす材料になりますが、完全に傷を防げるわけではありません。
猫に爪とぎの習慣がある場合は、専用の爪とぎを近くに置いたり、爪を立てやすい場所をカバーしたりする対策も一緒に考えておきましょう。
撥水ファブリックなら、ペットの汚れは気にしなくて大丈夫ですか?
撥水機能があっても、汚れをそのまま放置してよいわけではありません。
水分や汚れが付いたら早めに取り除くことが大切です。日常的に毛を取り除きながら使うことで、きれいな状態を保ちやすくなります。
ペットと暮らすなら、「一番お手入れしやすい素材」を選びましょう
ペットと暮らす家のソファ選びでは、「合皮かファブリックか」だけで答えを出す必要はありません。
毛の掃除や汚れの拭き取りを重視するなら、合皮は扱いやすい素材です。ファブリックの柔らかな雰囲気が好きなら、撥水機能のあるタイプを選ぶ方法もあります。
そして猫の爪とぎなどは、素材だけでは完全には防げません。
毎日の暮らしを思い浮かべて、一番お手入れを続けやすい素材を選ぶことが、ペットとも人とも気持ちよく暮らせるソファ選びにつながります。
東京インテリアでは、合皮・ファブリックをはじめ、さまざまな素材やサイズのソファをご用意しています。
