
少し前まで、リビングのソファといえばテレビの正面に置くのが一般的でした。
ソファに家族が並んで座り、その向かい側にテレビがある。今でももちろん使いやすいレイアウトですが、最近はリビングでの過ごし方もずいぶん変わっています。
テレビを見る人がいる横で、本を読む人がいる。ダイニングにいる家族と話しながらスマートフォンを見る。休日にはソファの上で横になったり、床に近い場所でくつろいだり。家族が同じ部屋にいても、それぞれ違うことをしている時間は珍しくありません。
そうした暮らしに合わせて増えてきたのが、アイランド型ソファやフリースタイルソファです。
壁際に置いて一方向を向いて座るのではなく、リビングの中央に置いたり、背クッションを動かしたりしながら、その日の過ごし方に合わせて使うソファです。
東京インテリアでも人気のLUTIE(ルティエ)は、まさにそんな使い方ができる一台。今回はLUTIEを例に、アイランド型ソファの楽しみ方を見ていきます。
ソファは、テレビの前に置くものじゃなくなってきた
一般的なソファには、はっきりした「正面」があります。
背もたれに背中を預けて前を向き、その先にはテレビがある。ソファの形も、そうした座り方を前提につくられているものが多くあります。
一方、アイランド型ソファは少し考え方が違います。
LUTIEは幅192cm、奥行94cm、高さ42cm。座面の上に置く背クッションは固定されておらず、座る場所や向きに合わせて動かせます。どの方向からでも座りやすいことを前提にしたつくりです。
正面をひとつに決めなくていいので、テレビ側へ座る人がいてもいいですし、反対を向いてダイニングにいる家族と話しても構いません。
ソファをテレビを見るための家具として考えるより、リビングの中につくる大きなくつろぎ場所と考えるほうが、アイランド型の良さは分かりやすいかもしれません。

部屋の真ん中に置くと、リビングの景色が変わる
ソファは壁際へ置くもの、という感覚があると、部屋の中央に置くのは少し勇気がいります。
「真ん中に置いたら狭くならない?」と思う方もいるでしょう。
ところがLUTIEのような背の低いソファは、中央へ置いても視線を大きく遮りません。本体の高さは42cmなので、その向こうにあるダイニングや窓まで見渡しやすく、家具が部屋を分断しているように感じにくい形です。
むしろ中央に置くことで、「ここがリビング」という場所が自然にできます。
ダイニングとリビングの間にLUTIEを置き、テレビ側にもダイニング側にも座れるようにする。窓から外を眺めたい日は、そちらへ背クッションを動かす。
壁際にソファを押し込むのとは違い、ソファの周り全部を使う感覚が生まれます。

同じソファでも、家族みんなが同じ方向を向く必要はない
夕食後のリビングを思い浮かべてみると、家族全員が同じことをしている時間ばかりではありません。
1人はテレビを見ている。もう1人は本を読んでいる。ダイニングで何かをしている家族と話している人もいるかもしれません。
そんなとき、全員がテレビの方向を向いて座る必要はありません。
LUTIEは背クッションを動かせるので、一方はテレビ側、もう一方はダイニング側という座り方もできます。背クッションは軽量設計で、裏側には滑り止めも付いています。
同じソファに座りながら、それぞれ違うことをする。
一緒にいるけれど、同じことをしていなくてもいい。
今のリビングには、こうした過ごし方のほうが合っている家庭も多いのではないでしょうか。

今日は、ちゃんと座らなくてもいい
ソファというと、背もたれに背をつけて、座面に腰を下ろすものと思いがちです。
でも自宅では、いつもそんなに行儀よく座っているわけではありません。
脚を伸ばしたり、斜めに座ったり、横になったり。肘をクッションにのせてぼんやりする日もあります。
LUTIEは、背クッションを好きな位置へ動かせるので、姿勢をひとつに決めずに使えます。メーカーの商品説明でも、脚を伸ばす、身体を預けるなど、座り方を限定しない設計として紹介されています。
座る場所に身体を合わせるというより、自分が楽な姿勢に合わせてクッションのほうを動かす。
仕事から帰ってきた夜や、何もしない休日には、そのくらい自由なほうが気持ちいいものです。
ソファの上だけが、くつろぐ場所じゃない
アイランド型ソファを使っていると、「ソファの上にきちんと座る」という感覚も少し薄れてきます。
たとえばラグの上に座って、ソファに身体を預ける。座面に腰掛けながら床へ脚を伸ばす。クッションを動かして、自分が楽な場所を探す。
固定された背もたれがないことで、ソファと床の境目も少し曖昧になります。
LUTIEの背クッション自体は移動できる仕様ですが、床置きでの使用が商品仕様として明示されているわけではありません。そのため、床で使用する場合は安定性や床材への影響などを確認しながら使う必要があります。
それでも、「ソファの上だけがくつろぐ場所」と決めずに考えられるのは、アイランド型ならではのおもしろさです。

人が集まる日は、座る向きも変えてみる
普段はテレビを見るために使っていても、友人や家族が集まる日は座り方を変えたほうが話しやすくなります。
横一列でテレビに向かって座るより、少し斜めになったり、向かい合ったりしたほうが自然に顔が見えます。
そんな日は、背クッションを動かして座る向きを変えるだけでも、ソファの雰囲気が変わります。
普段はテレビ側を正面にする。来客がある日は部屋の中央へ向かって座る。
大掛かりな模様替えをしなくても、座る方向を変えるだけでリビングの使い方まで変えられるのがアイランド型ソファです。
LUTIEは、自由なソファを気軽に楽しみたい人に
LUTIEは、アイランド型ソファの使い方を比較的シンプルに楽しめる商品です。
幅192cm×奥行94cmのフラットな座面に、移動できる背クッションを組み合わせています。座面には鋼鉄製バネとウレタン、背部分にはウェービングとシリコンフィルを使用。脚高は15cmあり、お掃除ロボットも入りやすい設計です。

また、背クッションは裏面まで張地が施されているので、ソファを中央に置いたときも後ろ姿が気になりにくくなっています。

もっと自由に使いたいなら、ZIG&ZAGもおすすめ!

アイランド型ソファの楽しさをさらに広げたいなら、ZIG&ZAG(ジグアンドザグ)も見ておきたいシリーズです。
ZIG&ZAGは「広げる・つなげる・向きを変える」ことを前提にしたフリースタイルソファ。ZIGは座り心地を重視した設計で、ZAGは背クッションを自由に配置できる構造になっています。
特にZAGは、座る、寝転ぶ、向かい合うといった使い方に合わせて背クッションの位置を変えられるため、LUTIEよりもさらにレイアウトの自由度を求める人に向いています。
たとえば1人で横になる日と、家族が集まる日では、同じソファでも必要な形が変わります。
そんなときに「家具を動かす」のではなく、「ソファそのものの使い方を変える」という発想ができるのがZIG&ZAGです。


LUTIEとZIG&ZAGをざっくり比べると
| LUTIE | ZIG&ZAG | |
|---|---|---|
| ソファのタイプ | アイランド型 | フリースタイル |
| 背クッション | 移動可能 | 自由に配置できる構成あり |
| 向いている使い方 | 多方向から気軽に座りたい | 組み合わせや姿勢までさらに自由にしたい |
| レイアウト | 比較的シンプル | 組み合わせの幅が広い |
| 現在掲載価格 | 119,800円(税込) | セット例337,500円(税込) |
| 納期・販売 | 在庫状況要確認 | 受注生産50日〜 |
価格・在庫・仕様は公開時に改めて確認してください。
こんな暮らしなら、アイランド型ソファがしっくりくる
アイランド型ソファは、誰にでも必要なソファというわけではありません。
たとえば、テレビを見る場所が完全に決まっていて、いつも同じ姿勢で座りたいなら、一般的な背もたれ固定型のソファのほうが使いやすいこともあります。
反対に、こんな暮らしならアイランド型はかなり相性がよさそうです。
- テレビだけをリビングの中心にしたくない
- 家族が同じ部屋でそれぞれ違うことをして過ごす
- ソファを壁際に固定したくない
- 窓側やダイニング側にも座りたい
- 来客時には座る向きを変えたい
- ソファで横になったり、脚を伸ばしたりすることが多い
- 模様替えを楽しみたい
ソファの座り心地だけでなく、自宅でどう過ごしている時間が長いかを考えると、自分に合うかどうかが分かりやすくなります。
ソファに暮らしを合わせるのではなく、暮らしにソファを合わせる
家族みんなでテレビを見るリビングは、今も居心地のいい場所です。
ただ、それだけがリビングの使い方ではなくなりました。
テレビを見る人の隣で本を読む。反対側では家族と話す。休日には横になり、来客の日には座る向きを変える。
同じソファでも、その日の気分や一緒にいる人によって使い方が変わります。
アイランド型ソファやフリースタイルソファは、そんな暮らし方に家具のほうが寄り添ってくれるソファです。
「このソファはどこに置けばいいだろう」と考える前に、
「このリビングで、どんなふうに過ごしたいだろう」
と考えてみる。
LUTIEやZIG&ZAGは、そんなソファ選びを楽しめるシリーズです。
ソファの種類からじっくり比較したい方はこちらです。
▶ 東京インテリアのソファ選び完全ガイド!人気モデルからコスパ最強おすすめまで紹介
まだ商品を決めていない方は、アイランド型以外も含めてソファを比較してみてください。
LUTIEやZIG&ZAGは、座る方向やクッションの使い方まで含めて実物を見たほうが特徴をつかみやすいソファです。実際のサイズ感や座り心地を確かめたい場合は、店舗でもご覧いただけます。
