
ダイニングで食事を終えて立ち上がるとき、椅子を後ろへ引くのが少し面倒に感じたことはありませんか?
テーブルの後ろに十分なスペースがなかったり、椅子が重かったりすると、毎日のちょっとした動作が気になるものです。
そんなときに検討したいのが、座面の向きを変えられる回転ダイニングチェアです。
椅子を大きく引かなくても横を向いて立ち上がれるため、普通のチェアとは違った使いやすさがあります。ただし、回転するからといって、どんなダイニングにも向いているわけではありません。
今回は、回転ダイニングチェアのメリットとデメリットを、一般的なチェアと比較しながらご紹介します。購入前に確かめておきたいサイズや、便利なオートリターン機能についても見ていきましょう。
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回転ダイニングチェアのメリットは?便利だと感じる3つの場面
回転ダイニングチェアの特徴は、椅子の脚を動かさなくても座面の向きを変えられることです。
では、普段の暮らしではどんな場面で便利なのでしょうか。
椅子を大きく引かずに立ち座りできる
普通のダイニングチェアでは、立ち上がるときに椅子を後ろへ引き、テーブルとの間に体が通るスペースをつくります。
回転チェアなら、座面を横へ向けることで、椅子全体を大きく引かずに立ち上がれる場合があります。
例えば、キッチンとダイニングテーブルの間があまり広くない間取り。食事のたびに椅子を引いたり戻したりする手間が減ると、日常の動作が少し楽になります。
特に、肘掛けのあるチェアでは、椅子を動かさずに横を向ける便利さを感じやすいでしょう。
ただし、座面を回転させるためのスペースは必要です。テーブルの脚や隣の椅子にぶつからないかは、あらかじめ確認しておきたいところです。

食事中も、体の向きを変えやすい
ダイニングテーブルは、食事だけに使う場所ではありません。
家族とおしゃべりをしたり、リビングのテレビを見たり、ときには仕事や読書をしたり。家の中で過ごす時間の長い場所になっている家庭もあるでしょう。
回転チェアなら、座ったまま体の向きを変えやすいので、テーブルから少し視線を外したいときにも便利です。
ただし、向きを変えた姿勢で長時間座ることが快適かどうかは、背もたれや座面の形状によっても違います。
椅子を前後に動かす機会を減らせる
椅子を引いたり押したりする回数が減ることも、回転チェアならではのメリットです。
食事の途中で立つことが多い家庭では、そのたびに椅子を動かさずに済むのは便利ですね。
ただし、椅子を動かす回数が減っても、床への傷や摩耗がなくなるわけではありません。設置する床材や脚先の形状に合わせた保護も考えておくとよいでしょう。
回転ダイニングチェアのデメリット|購入前に知っておきたいこと
便利な回転チェアですが、普通のチェアとは構造が違うため、使い始めてから気になる点もあります。
特に注意したいのは、設置スペースと椅子の重さです。
回転するためのスペースが必要
回転チェアは、椅子を後ろに引かずに立ち上がれる場合がありますが、周囲のスペースがまったく不要になるわけではありません。
例えば、肘掛けが大きく張り出したデザインでは、座面を横に向けたときにテーブルの脚や幕板に当たることがあります。
また、隣に座っている人の椅子との間隔が狭いと、途中までしか回転できないこともあるでしょう。
「回転式だから狭い部屋でも大丈夫」と考えるのではなく、椅子の向きを変えたときの広さまで確認することが大切です。

座面が動く感覚に慣れが必要
普通のチェアに慣れていると、座面が動く感覚を最初は少し不思議に感じるかもしれません。
特に、勢いよく腰掛けたり、肘掛けに体重をかけて立ち上がったりするときは、回転する構造を意識した方がよいでしょう。
小さなお子さんが使う場合も、椅子を回して遊ばないように気を配りたいところです。
商品によって回転の軽さや動き方は異なります。座ったときの安定感も含めて、店頭で確かめられると安心です。
重いチェアは掃除のときに動かしにくい
回転チェアは、座面の下に回転機構が付いています。そのため、商品によっては一般的なダイニングチェアより重くなります。
食事のときは便利でも、床を掃除するために椅子を動かそうとすると、重さが気になるかもしれません。
例えば、後ほどご紹介する東京インテリアの回転チェア「オートリターン if HOME」は、重量9.2kgです。
毎日椅子を持ち上げて掃除をする家庭なら、回転機能だけでなく、重さも選ぶ基準に入れておきたいですね。
回転部分の構造も確認しておきたい
回転チェアには、通常のチェアにはない回転機構があります。
そのため、長く使うことを考えるなら、回転部分にがたつきがないか、座ったときに安定しているかを確認しておくとよいでしょう。
組み立て式の商品では、説明書に沿って確実に組み立て、使用中も必要に応じてねじの緩みなどを点検することが大切です。
普通のダイニングチェアと回転チェア、どちらが使いやすい?
回転チェアと普通のチェアは、どちらが優れているというより、使いやすい場面が違います。
| 比較ポイント | 回転チェア | 普通のチェア |
|---|---|---|
| 立ち座り | 座面を横へ向けられる | 椅子を引いて立つことが多い |
| 必要なスペース | 回転時の周囲の余裕が必要 | 後ろへ引くスペースが必要 |
| 向きの変更 | 座面を回して変えられる | 椅子全体の向きを変える |
| 椅子の重さ | 回転機構により重い商品もある | 軽量な商品も選べる |
| 掃除 | 重さによって移動が面倒なことも | 軽い椅子なら動かしやすい |
| 構造 | 回転部分がある | 比較的シンプルな構造の商品が多い |
例えば、食事の途中に立つことが多い家庭や、椅子を後ろへ引く動作が面倒に感じられる人には、回転チェアが便利でしょう。
一方、掃除のたびに椅子を動かしたい人や、軽くて扱いやすい家具を好む人には、普通のチェアの方が合っている場合もあります。
同じテーブルに回転チェアと普通のチェアを組み合わせるのも一つの方法です。
家族全員が同じタイプを使う必要はありません。座る人や使い方に合わせて選ぶと、毎日の食事がより快適になります。

オートリターン機能とは?普通の回転チェアとの違い
回転ダイニングチェアの中には、「オートリターン」と呼ばれる機能を備えた商品があります。
これは、座面の向きを変えて立ち上がると、座面が自動で元の方向へ戻る仕組みです。
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立ち上がったあと、座面が正面に戻る
通常の回転チェアは、立ち上がったあとも座面が横を向いたままになるものがあります。
その場合、使い終わってから手で向きを戻さなければ、椅子がばらばらの方向を向いてしまいます。
オートリターン機能付きなら、座面が自動で元の向きに戻るため、使うたびに向きをそろえる手間を減らせます。
ダイニングの見た目も整えやすい
ダイニングチェアが4脚並んでいるとき、椅子の向きがそろっていると、テーブルまわりがすっきり見えます。
オートリターン機能は、立ち座りを便利にするだけでなく、食事を終えたあとの見た目を整えやすいところも魅力です。
ただし、椅子全体が自動でテーブルの下へ戻るわけではありません。あくまで座面の向きが元に戻る機能です。
戻り方の感触は商品によって違う
オートリターンといっても、座面の回り方や戻るときの感触は商品ごとに違います。
自然に戻るものもあれば、戻る力を少し強く感じるものもあるでしょう。
購入前には、座った状態で左右に向きを変え、立ち上がったときにどのように戻るのかを確かめてみてください。
回転ダイニングチェアで後悔しないための選び方
回転チェアを選ぶときは、座り心地やデザインだけでなく、テーブルとの組み合わせも大切です。
特に、肘掛けのある回転チェアでは、次のポイントを確認しておきましょう。
テーブルの高さと座面高のバランス
ダイニングチェアを選ぶときに目安になるのが、テーブルの高さと座面高の差です。これを「差尺(さじゃく)」と呼びます。
例えば、高さ72cmのテーブルと座面高45cmのチェアなら、差尺は27cmです。
一般的に27〜30cm程度が一つの目安とされますが、座る人の体格やクッションの沈み込みによっても、使いやすい高さは変わります。
数字だけで判断せず、実際に座ったときに肩が上がりすぎないか、足が床につくかなどを確認するとよいでしょう。
肘掛けがテーブルに当たらないか
肘掛け付きの回転チェアでは、肘掛けの高さも忘れずに確認してください。
例えば、肘掛け高が63cmのチェアでも、テーブルの下に幕板が付いている場合、十分な高さが確保できないことがあります。
また、正面を向いているときは問題がなくても、座面を回転させると肘掛けがテーブルの脚に近づくことがあります。
テーブルの天板高だけでなく、天板の下の空間まで測っておくと安心です。
座面を回転させる余裕があるか
回転チェアは、座ったまま左右に向きを変えて使います。
そのため、椅子の幅だけでなく、背もたれや肘掛けが回転する範囲にもスペースが必要です。
特に、テーブルの脚が内側に付いているデザインや、隣に椅子を並べる場合は注意したいところです。
購入前には、椅子を90度ほど回転させたときの状態まで想像してみてください。
重さと座り心地も確かめたい
回転チェアは、座ったまま向きを変えられる便利さがありますが、座り心地は座面や背もたれの形によって変わります。
座面が柔らかすぎないか、背中を自然に預けられるか、肘掛けの高さが合っているかなども確認しておきたいですね。
また、床を掃除するときに動かせる重さかどうかも、長く使ううえでは大切なポイントです。

東京インテリアの「回転チェア オートリターン 」

ここまでご紹介してきた回転チェアの中でも、立ち座りのしやすさと、使い終わったあとの見た目を考えたい人に検討してほしいのが、東京インテリアのオリジナル商品「回転チェア オートリターン」です。
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自動で正面に戻るオートリターン機能
このチェアは、座面が回転し、立ち上がると元の向きに戻るオートリターン機能を搭載しています。
食事が終わって椅子から立つときは座面を横へ向け、離れると正面に戻る仕組みです。
毎回椅子の向きを整える手間が減るため、ダイニングをすっきりした印象に保ちたい人にも使いやすいでしょう。
落ち着いた張り地とブラックスチール脚
座面にはウレタンが使われ、張り地はPU素材です。
レザー調の落ち着いた質感と、ブラックスチールの脚を組み合わせたデザインなので、木製テーブルだけでなく、モダンなダイニングにも合わせやすそうです。
幅65cm、奥行62cmと、肘掛けのあるチェアらしいゆとりのあるサイズです。一方で、幅の狭いテーブルに複数脚並べる場合は、椅子同士の間隔に注意したいところです。
商品の基本仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | 回転チェア オートリターン if HOME |
| 参考価格 | 16,800円(税込) |
| サイズ | 幅65×奥行62×高さ82cm |
| 座面高 | 47cm |
| 肘掛け高 | 約63cm |
| 重量 | 9.2kg |
| 耐荷重 | 80kg |
| 座面内部 | ウレタン |
| 張り地 | PU |
| 脚部 | スチール(粉体塗装) |
| 機能 | オートリターン |
| 組み立て | お客様組立 |
購入時には、配送が宅配便扱いであること、お客様自身で組み立てが必要なことにも注意してください。配達納期の目安は約10日と案内されていますが、在庫や配送先によって異なります。
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回転チェアを組み合わせたダイニングセットも選択肢に
回転チェアを検討するときは、椅子単体ではなく、テーブルとの組み合わせから選ぶ方法もあります。
例えば、東京インテリアの「NICOLA」シリーズには、伸長式のセラミックテーブルと回転チェアを組み合わせたダイニングセットがあります。
テーブルの広さを変えられるタイプなら、普段は家族で使い、来客時には広げるといった使い方もできます。
また、テーブルとチェアの組み合わせが決まっているセットなら、デザインや高さのバランスを考えやすいのもよいところです。
ただし、セットに含まれる回転チェアが、すべてオートリターン機能付きというわけではありません。回転機能の種類は商品ごとに確認してください。
回転ダイニングチェアについて、よくある質問
- 回転ダイニングチェアは狭い部屋でも使えますか?
-
椅子を大きく後ろへ引かずに立ち上がれる場合がありますが、座面を回転させるスペースは必要です。テーブルの脚や隣の椅子にぶつからないかを確認してから選びましょう。
- オートリターン機能とは何ですか?
-
座面の向きを変えて立ち上がったあと、自動で元の向きへ戻る仕組みです。椅子の向きをそろえやすくなりますが、椅子そのものが自動でテーブル下へ移動するわけではありません。
- 回転チェアは普通の椅子より重いですか?
-
回転機構を備えているため重い商品もありますが、重量は商品によって異なります。頻繁に椅子を動かす場合は、購入前に重さも確認しておきましょう。
- 普通のダイニングチェアと組み合わせても大丈夫ですか?
-
問題ありません。立ち座りのしやすさを重視する席には回転チェア、軽さや扱いやすさを重視する席には普通のチェア、と使い分けるのもよい方法です。
まとめ|回転チェアは、毎日の立ち座りまで考えて選ぼう
回転ダイニングチェアの魅力は、椅子を大きく引かずに座面の向きを変えられることです。
食事の途中で立つことが多い人や、椅子を後ろへ引く動作が面倒に感じられる人には、便利な選択肢になるでしょう。
一方で、回転するためのスペースや、椅子の重さには注意が必要です。肘掛け付きのタイプなら、テーブルとの高さや脚の位置も確認しておきたいところです。
毎日使うダイニングチェアだからこそ、座ったときの心地よさだけでなく、立ち上がるときの動作まで考えて選んでみてください。
オンラインショップでダイニングチェアを探す
回転式だけでなく、さまざまなデザインのダイニングチェアを比較したい方は、東京インテリア公式オンラインショップをご利用ください。
回転の感触や座り心地は、ぜひ店頭で
椅子の回転の軽さや、オートリターン機能の戻り方は、写真だけではわかりにくいものです。
東京インテリアの店舗では、展示されているチェアに実際に座って使い心地を確かめられます。座面高や肘掛けの高さも、自分の体格に合うか試してみてください。
※店舗によって展示商品が異なります。お目当ての商品がある場合は、ご来店前に店舗へお問い合わせください。
